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日本の昔话 7——山の神がくれたお嫁さん
- Autor: Vários
- Narrador: Vários
- Editor: Podcast
- Duración: 0:01:41
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Sinopsis
むかしむかし、あるところに、病気の母親と親孝行の息子がいました。 ある日、息子が山で働いていると、やぶの中から、しらがの鬼ババが出てきました。 そして、息子のお弁当をのぞいていいました。 「病気の母親にも、そんなにそまつな飯を食わせているのか?」 「母親には、ちゃんと白いご飯を食べさせているよ」 息子が答えると、鬼ババは、 「そうか、そうか。ではあと十日したら、お前の家に行くから、白いご飯をたいておけ」と、言って、やぶの中に消えてしまいました。 十日たって、息子が白いご飯をたいて待っていると、外からドスンときれいな箱が落ちてきました。 箱をあけてみると、中にはきれいな娘が入っていて、 「山の鬼ババに、ここの嫁になれと言われました」と、言うのです。 息子はよろこんで、娘をお嫁さんにしました。 お嫁さんは、となり村の長者(ちょうじゃ)の娘でした。 話しを聞いた長者も、親孝行で心のやさしい息子が好きになって、たくさんのお金をわたしてやりました。 それで三人は、しあわせにくらしました。 あの鬼ババは、本当は山の神さまだったのです。 おしまい