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ぽぽの随筆-「国際母語の日」から 1

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Sinopsis

ぽぽの随筆 「国際母語(こくさいぼご)の日」から<1>こんにちは。雨水(うすい)も過ぎ、花粉(かふん)が飛び始めているとのニュースが出ています。今年の花粉は例年より早く多く、花粉症(かふんしょう)の人は対策(たいさく)を十分にということです。私も花粉症があるので対策を十分にと言われても困ります。さて、今日2月21日は「国際母語(こくさいぼご)の日」です。ウキペディアによると、―――言語(げんご)と文化の多様性(たようせい)、多言語(たげんご)の使用、そしてあらゆる母語の尊重(そんちょう)の推進(すいしん)を目的として、国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん)(ユネスコ)が1999年11月17日に制定(せいてい)した、国際デーのひとつである。―――ということだそうです。 母語ということで私が考えるのが「継承語(けいしょうご)」のことです。「継承語」とは簡単に言えば親から受(う)け継(つ)いだ言葉で、この言葉は、1988年に言語学者(げんごがくしゃ)の中島和子(なかじまかずこ)氏によって“Heritage Language”の日本語訳として発表された比較的新しい用語であり、研究分野です。私の息子は中国で生まれ育ちました。彼にとっての母語は中国語です。「現地語(げんちご)」が中国語で、父親の母語が中国語、母親である私も中国語が問題なく使えましたので彼の母語と「生活言語」が中国語になったのは自然なことでした。では、彼にとっての日本語とは? 「外国語」でしょうか?日本語は「母語」とは言えないし、かといって「外国語」でもありません。親から受け継いで学習する「継承語」という言い方がふさわしいということになります。 「国際母語の日」から<1> 終わり ウキペディア 维基百科受(う)け継(つ)ぐ 继承現地語(げんちご) 当地语言